アルゼンチン世界遺産
世界遺産登録名
登録区分
登録年
備考
1. ロス・グラシアレス
自然遺産
1981
2. イグアス国立公園
自然遺産
1984
3. リオ・ピントゥラスのクエバ・デ・ラス・マノス
自然遺産
1999
4. バルデス半島
自然遺産
1999
5. イスチグアラスト/タランパジャ自然公園群
自然遺産
2000
6. コルドバのイエズス会管区とエスタンシアス 
自然遺産
2000
7. ケブラーダ・デ・ウマワーカ 
自然遺産
2003
世界遺産登録名
登録区分
登録年
備考
1. グアラニーのイエズス会伝道施設群:サン・イグナシオ・ミニ、サンタ・アナ、ヌエストラ・セニョーラ・デ・ロレート、サンタ・マリア・ラ・マジョール(アルゼンチン)、サン・ミゲル・ダス・ミソオエス遺跡群(ブラジル)
文化遺産
1983/1984
両国にまたがる世界遺産登録
1.ロス・グラシアレス (Los Glaciares )
自然遺産
1981
ロス・グラシアレスは、南極大陸、グリーンランドに次ぐ世界第三の大きさを誇る氷河群があるアルゼンチン共和国の国立公園です。ロス・グラシアレスとは、スペイン語で『氷河』を意味し、アンデス山脈の南端パタゴニアに位置しています。国立公園に指定されているエリアは、コロラド川を境に南緯40度以南からチリ国境アルヘンディーノ湖までの約4500平方kmで、自然保護区にも指定されています。琵琶湖ほどの大きさを持つ最大のウプサラ氷河(面積は約600平方km)や、今でも活動を続けているペリト・モレノ氷河や、スペガッツィーニ氷河などがあり、夏季には、高層ビルほどの高さを持つ氷の塊が大きな音とともに崩れ落ちる姿が見られ、ロス・グラシアスの名物のひとつになっています。
2.イグアス国立公園 (Iguazu National Park)
自然遺産
1984
イグアス国立公園は、世界遺産の中でも特に名を知られた世界三大瀑布「イグアスの滝」を擁する、国立公園です。イグアス国立公園はブラジル側にもありますが、アルゼンチン側の方が早くに世界遺産として認定されました。目玉はなんといっても最大落差80メートル以上にもおよぶ、「悪魔の喉笛」です。アルゼンチン側では遊歩道から見下ろす形でこの「悪魔の喉笛」を観ることができます。また、イグアスの滝だけでなく、南米の亜熱帯の特徴がありありと保存されているジャングルも見もので、公園には絶滅が危惧されている、ジャガーやピューマ、アリクイ、バク、そして南米ならではのバラエティに富んだ400種もの鳥類、500種にも及ぶ珍しい蝶が生息しています。
3.リオ・ピントゥラスのクエバ・デ・ラス・マノス (Cueva de las Manos, Rio Pinturas)
文化遺産
1999
リオ・ピントゥラスのクエバ・デ・ラス・マノスはアルゼンチン共和国のサンタクルス州ペリト・モレノの南163km、リオ・ピントゥラス渓谷(ピントゥラス川渓谷)の国道40号線から100kmほど離れたパタゴニア地方に位置しており、多くの重要な考古学的・古生物学的遺跡群を含むフランシスコ・ペリト・モレノ国立公園の境界線上に含まれている洞窟壁画で有名なところで、1999年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。クエバ・デ・ラス・マノスとは「手の洞窟」を意味する言葉で、手形の洞窟壁画はテウェルチェ族の祖先と言われている先住民族によって9000年ほど前から描かれたものと言われています。最大の洞窟の深さが24メートル、入り口の幅が15メートル、高さ10メートルもあり、上り坂になった洞窟は高さが2メートルほどにまで狭くなっています。
4.バルデス半島 (Peninsula Valdes)
自然遺産
1999
バルデス半島はアルゼンチンの首都ブエノスアイレスから南約1300kmにあり、チュプト東部にあるサンホセ湾とヌエボ湾に囲まれた面積39万haの半島です。バルデス半島は絶滅の危機にさらされているセミクジラ、ゾウアザラシ、マゼランペンギン、固有種のパタゴニア・アシカ等が生息しておりパタゴニアの海洋哺乳類の保護に当たっての世界的に重要な地域であります。またバルデス半島周辺のシャチはユニークな方法で獲物を狩ることでも知られております、バルデス半島近くには、トレレウと、プエルト・マドリンの2つの空港があり、2つの都市ともバルデス半島観光の拠点になっていますがこれらの海洋哺乳類や海鳥などが観光地の開発等により危険因子ともなっているのが現状です。
5.イスチグアラスト/タランパジャ自然公園群 
(Ischigualasto/Talampaja Natural Parks)
自然遺産
2000
アルゼンチンは隣のチリと並んで南アメリカの最南端にあり、大西洋に面しています。イスチグアラスト/タランパジャ自然公園群は、南米大陸を縦断するアンデス山脈の一部にあり、急峻な斜面と荒涼とした景色が有名です。アルゼンチンは北の亜熱帯性地域、東のパンパ(大平原)、西のアンデス山脈、そして荒涼たる砂漠が広がるパタゴニア地方など、その気候は大きく亜熱帯、温帯、乾燥、寒冷気候の4つに分けることができます。ちょうど日本の四季とと似ています。かなり岩々が寝食され、荒涼として風景が想像できます。また、タランバジャ自然公園は大きな奇岩が立ち並び、思わず恐竜時代にタイムスリップしたような気持ちになります。約2億年前はこのあたりは熱帯性気候の湿地帯であった為、化石が多く発掘されており、地球の古生物学上、大変貴重な場所です。
6.コルドバのイエズス会管区とエスタンシアス (Ischigualasto/Talampaja Natural Parks)
文化遺産
2000
コルドバ市にある教会と、その伝道のためにコルドバ州にイエズス会が開いたエスタンシア(農場)は、アルゼンチンの歴史を垣間見ることができます。市のラ・コンパーニャ・ヘスス教会はアルゼンチン最古の教会で、南米の文化と融合し、この地での独特の雰囲気を味わうことができます。カサ・デ・カロヤ、ヘスス・マリア、サンタ・カタリーナ、アルタ・グラシア、ラ・カンデレーラは、2000年に、コルドバ市の、イエズス会地区とともに、ユネスコ世界文化遺産に指定されました。ブエノスアイレスからコルドバへは航空便で約1時間。イエズス会管区を巡るたびは、舗装されていない道や、コルドバの高原を通ったり、小さな村を訪れたりするもので、イエズス会管区跡以外にも、いろいろなコルドバ州の要素を知ることができます。
7.ケブラーダ・デ・ウマワーカ (Quebrada de Humahuaca)
文化遺産
2003
カピバラ山地国立公園Serra da Capivara National Parkは、風化浸食作用を受けて劇的な姿をした巨岩の宝庫であり、自然遺産として見た場合にはその景観を指すものと思われる。当初複合遺産として登録申請されていたセラ・ダ・カピバラ国立公園ですが、登録されたのは奇岩地帯には先史時代の岩壁画や遺跡が300箇所以上も点在する。それらが3万年以上前のものらしい、との調査報告はまさしく、「南米には1万2千年前まで人類がいなかった」という人類史の定説を覆すかもしれないものだった。その1991年の登録審議の際、「自然的な面での考査は次回の調査の時に行なう」ときまり、結局今のところ、この遺産は文化遺産としての登録のみです。(2003年にも複合遺産化の再申請がなされたが、認められなかった)
8.グアラニーのイエズス会伝道施設群:サン・イグナシオ・ミニ、サンタ・アナ、ヌエストラ・セニョーラ・デ・ロレート、サンタ・マリア・ラ・マジョール(アルゼンチン)、サン・ミゲル・ダス・ミソオエス遺跡群(ブラジル)
(Jesuit Missions of the Guaranis: San Ignacio Mini,
Santa Ana, Nuestra Senora de Loreto and Santa Maria
Mayor (http://asteltravel.com/wp-content/uploads/2013/06/argentina), Ruins of Sao Miguel das Missoes (Brazil)
)
文化遺産
1983/1984
両国にまたがる
世界遺産登録
グアラニー人のイエズス会伝道所群は、17世紀から18世紀にかけてイエズス会がグアラニー族のキリスト教の教化を進めるために建てられたものです。
ブラジルとアルゼンチンにまたがっており、アルゼンチン側は、ミシオネス州内の、サン・イグナシオ・ミニ、ヌエストラ・セニョーラ・デ・サンタ・アナ 、ヌエストラ・セニョーラ・デ・ロレート 、サンタ・マリア・ラ・マジョールです。そのうち、ヌエストラ・セニョーラ・デ・ロレトは、現存する最古のイエズス会伝道所として知られています。もともとは、このブラジル側のサン・ミゲル・ダス・ミソンイス群が1983年に、この名称にて単独で登録されたのですが、翌年、アルゼンチン所在の4施設もそれに含まれるものである、という流れになり、名称を「グアラニーのイエズス会伝道施設群」として、ひとまとめに再登録されることになりました。