●プエルト・ナタレスの概況
プンタアレナスから北へ246km、パイネ国立公園の玄関口となる町です。周辺にはミロドン洞窟などがあり、またプエルトモンへの船、アルゼンチン・パタゴニアのカラファテやリオガジェゴスへのルートもあります。1911年にできた人口約1万9千人の小さな町ですが、パタゴニアをとことん楽しみたい場合は絶好の拠点となります。小さい街ながらホテルやレストラン、旅行代理店などが揃っており、トレッキングを目的にやってきた旅行者相手にその道具をレンタルする店や、シーズン中だけ民宿を開くところなど、旅の目的や予算に合わせたプランがつくれます。特に夏場のハイシーズンには世界各国から集まった大勢のトレッキング客やバックパッカーで、街は一段と賑わいを見せます。ただし冬には日照時間も短く、周辺の国立公園なども閉鎖されている場合があります。この地域にはぜひ夏場に訪れてください。ベストシーズンは10月から3月頃までです。
●プエルト・ナタレスのみどころ
ミロドンの洞窟 (cueva del Milodon)
プエルトナタレスの町から北に約20km、パイネ国立公園へ向う道を西側に少し入ったところにある。高さ30m、幅70m、奥行き200mの巨大な洞窟で見つかった骨が十数万年前に住んでいた動物のものであると確認されると、世界中の研究者たちから注目を浴びた。「ミロドン」と名付けられた巨大なナマケモノのような動物は約1万年前に絶滅したといわれる。ミロドンは体長が3mほどあり、太い尻尾を使い両足で立ち、木の葉などを食べていたと言われている。
歴史博物館(Museo Historico Municipal)
1997年にオープンした小さな博物館で、プエルトナタレスの歴史を語る博物館。またミロドン洞窟を発見したヘルマン・エバーハードのゆかりの品などを展示している。動植物や先住民に関するパネルや、ミシン、ラジオなどの古い生活道具を展示している。
TEL 411-263 開館:月~金0830-1230/1430-1800 土曜:1430-1800 休館:日曜 入場料:$500
パイネ国立公園 (Parque Nacional Torres del Paine)a)
トーレス・デル・パイネ国立公園はプエルト・ナタレスの北約120km行った所から始まる。面積は約1630平方kmの自然公園で、変化に富んだ植生のなか、コンドルを始めとする猛禽類、チリフラミンゴやニャンドゥ(ターウィンレア)などの鳥類が生息する。様々な動物も生息しており、みどころが一杯だ。トーレス・デル・パイネはパイネ国立公園を象徴するとても印象的な2本の岩峰である。パイネ・グランデ山はこの公園の最高峰で標高3050mある。グレイ湖はこの公園を代表する氷河、グレイ氷河が流れ込む湖である。