●プンタアレ-ナスの概況
プンタアレ-ナス(Punta Arenas)は、南アメリカ大陸チリ共和国最南部マガジャネス・イ・デラ・アンタルティカ・チレーナ州(XII州)の州都である。ブルンスウイック半島の根元に位置し、マゼラン海峡(マガリャネス海峡)中間部にあたり、この地域の中心都市である。プンタアレナスは南緯53度10分西経70度56分にあり、南アメリカ大陸最南端の都市である。また、同市は「世界最南端の都市」を名乗っているが、実際には同市の200km以上南東、フエゴ島のビーグル水道沿いにアルゼンチンのウシュアイア(人口約65,000人)がある。海峡の南には、隣国アルゼンチンと半分に分けるフエゴ島がある。プンタアレナスとは、スペイン語で「砂の岬」という意味。人口は124,400人(2004年現在)。夏は短く、冷たい強風にいつもさらされている町であるが、周辺の草原では羊を育て、世界的にも有名なウールの生産地となっている。
●プンタアレ-ナスのみどころ
アルマス広場(Plaza de Armas)
街の中心にある広場。広場の中心には大砲に足をかけたマゼラン像がある。彼の足元には先住民族の像もあり、征服者と被征服者の姿がそのまま表されている。また台座に座っているアラカルフ族の足に触れると航海を無事に終えられる(転じて幸せになれる)といわれていて、多くの人に触られた結果、現在ではその足は光沢を放っている。
ブラウン・メネンデス宮殿(Palacio Braun Menendez)
19世紀後半のプンタ・アレーナス全盛期の栄華を伝える博物館。当時の大富豪ホセ・メンデスの邸宅を改造した博物館である。この邸宅の中にある家具や装飾品ともども市に寄付された後、1983年からはパタゴニアで重要な博物館の一つ、マガジャネス州博物館となっている。ホセ・メンデスはオーストラリア人の実業家で、この町を拠点として商船、牧羊、炭鉱など幅広い分野で事業を成功させた。
開館:1030-1400(10月~4月の月~土曜日は1700まで) 年中無休 入場料:$1000.00
パタゴニア博物館 (Museo del Recuerdo del Institute de la Patagonia)
パタゴニア博物館は市内からブルネス通りを北へ4km.行った所にある野外博物館だ。植民地時代に港と町の間の輸送に使った小さな蒸気機関車、薪で走るクラシックカー、建設工事に使ったリフトなど当時の面影をしのばせる木造の建物などが展示されている。
開館: 火~金曜 0800-1200/1430-1730 休館:日月曜 入場料: $1000.00
サレシアノ博物館 (Museo Regional Salesiano)
パタゴニア地方の動植物などの自然科学の展示が中心であるが、先住民族や移民たちの生活用品なども展示してある。
TEL 22-1096 開館: 火~日曜 1000-1230/1500-1800 休館:月曜 入場料:$1500.00
ペンギン営巣地 (Piguineras)
プンタ・アレーナス郊外のオトウェイ湾にあるマゼランペンギンの営巣地はチリ側では最も有名なところである。10月~3月にかけてここに巣を作り、子育てをしている様を見学に多くの観光客が訪れる。海岸線に沿って歩き、決められた道を歩いて観察をする。マゼラン・ペンギンは体長70cmほどで人を恐れないので愛嬌のある仕草を見ることが出来る。草地に直径30㎝ほどの穴を掘って巣を作っているのを観察することも出来る。