●サンチャゴの概況
サンティアゴ(Santiago)は南米の国、チリの首都。人口は4,668,473人(都市圏では5,899,612人)。同国中央の盆地に位置し、最大の都市である。正式にはサンティアゴ・デ・チレ(Santiago de Chile)。サンティアゴは地中海性気候で、夏(10月から3月)は比較的暖かく乾燥し、最高気温が35度まで上がる日もある。冬(6月から8月)は湿度が高く、普段は最高気温は15度くらいだが、低い日は0度近くまで下がる。年間降水量は約360㎜。スモッグや大気汚染がひどく、冬の数ヶ月間は盆地であるサンティアゴに溜まることがある。
●サンチャゴのみどころ
大聖堂 (Iglesia Catedral)
チリ・カトリックの総本山。1541年設立された大聖堂内にはカテドラル博物館があり数多くの宗教的絵画や道具が展示されてる。建物は震災で過去に4度倒壊し、現在のスタイルとなったのは19世紀末である。入り口の正面上部には聖母マリア像、左手にサンチアゴの守護聖人聖ヤコブ像、右手にチリの守護聖人聖カルメン像が配置されている。内部には様々な聖人の像、宗教画があり、納骨堂には独立の英雄ベルナルド・オヒギンスの母親が眠っている。
アルマス広場 (Plaza de Armas)
広場に面してサンチアゴ市庁舎、中央郵便局、レアル・アウディエンシア宮殿(現国立歴史博物館)など、植民地時代を感じさせる歴史的にも重要な建物がある。広場内の野外ホールでは日曜の午前と木曜の午後に警察音楽隊のマーチが演奏される。広場の中心には方位起点がありこの中心点がゼロ地点を現し、各地方への方位を示している。また広場北東の角にはサンチアゴの創設者バルディビアの銅像があり、一年中人込みが絶えず、チリ人、観光客、大道芸人などで賑わう。
モネダ宮殿 (Palacio de la moneda)
チリ大統領宮殿。1804年に国の造幣局として完成した建物を、1846年から大統領府として使用している。モネダ宮殿前の憲法広場では奇数日と偶数日を一ヶ月ごとに交換しながらの衛兵交代式は、観光名物となっている。内部は左右対称に作られ、第一の中庭(大砲の庭)、第二の中庭(オレンジの庭)を中心に設計されている。第二の庭を望む正面3階に大統領執務室が設けられている、憲法広場から自由広場への一方通行でモネダ宮殿内を通ることが出来る。。 
サンフランシスコ教会 (Iglesia San Francisco)
サンチアゴ市の旧市街地にあるチリ最古の歴史的意義の深い教会である。フランシスコ会派の教会で、修道院も併設されてるが、現在はこの修道院がコロニアル芸術博物館として一般に開放されてる。建物の外側よりも、博物館にもなっている中がすばらしい。とくに静かな中庭とそれを囲む回廊、聖フランシスコの生涯を描いた壮大な宗教画の物語は外の喧騒を忘れさせてくれる。
TEL 639-8737 開館:月~土曜1000-1330/1500-1930 日祝日:1000-1400 休館:月曜
サンクリストバルの丘 (Cerro de San Cristobal)
ニューヨークのセントラルパークの約2倍の敷地面積をもつ、Parque
Metropolitano(メトロポリタノ公園)。標高880メートルのこの丘はアンデス山脈の一部で、その頂上にマリア像がある。丘の上までは、車やバス、ケーブルカー、ロープ-ウェイを使って登ることが出来る。頂上からの眺めは、街全体やアンデス山脈を望むことが出来るが、サンチアゴは大気汚染がひどいので常に美しい景色は望めない。 サンクリストバルの丘の中腹にはチリ最大の動物園や、日本庭園などがある。
中央市場 (Mercado Central)
1872年に完成したこの建物は、もともと国際展示場として建設されたものである。市場の中には、野菜や肉、魚介類など国内各地から運ばれてきた新鮮な品々が並べられており、庶民の生活を支えている。レストランもありチリのシーフード魚介類を楽しむこともできる。内部は、外側に魚屋、内側には八百屋が軒を連ねている。中にはレストランも数件あるので食事も楽しむことが出来る。
サンティアゴ博物館 (Casa Colorada y Museo de Santiago)
1769年建設。植民地時代の栄華を集めて造られたサンティアゴのコロニアル建築の代表作。独立後はチリの初代大統領の公邸として使用された。現在はサンティアゴ市の歴史博物館となり、植民地時代から現代までの歴史が地図や写真などで紹介されている。立派な扉や石造りの建物など特徴あるコロニアル建築を別の角度から見てみるのも良いであろう。
TEL 633-6723 開館:火~土曜 1000-1800 日祝日:1100-1400 休館:月曜 入場料$500.00
国立歴史博物館 (Museo Historico Nacional) 
アルマス広場に面しH他レアル・アウデッエンシア宮殿内にあり、植民地時代からのチリの歴史を紹介している。建国の英雄たちの肖像画や書簡、調度品など、更には人形を使って昔の生活を再現しているコーナーもあるので分かりやすい。中庭には大砲なども展示してある。
TEL 638-1411 開館:火~土曜1000-1700 日祝日:1000-1400 休館:月曜 入場料$600.00
国立美術館(Museo Nacional de Bellas Artes)
森林公園のなかほどに建つフレンチ・ネオクラシック様式の美しい建物は1880年に建立された南米で最古の美術館である。チリを始め、各国の絵画や彫刻など約3000点を収集している。期間限定の芸術家の特別展なども開催しており、何度足を運んでも飽きさせないよう工夫を凝らしている。美術に関する本ばかりを集めた図書館が併設されている。
TEL 638-4060 開館:火~日曜 1000-1900 休館:月曜 入場料:$600.00
ビスアレス美術館 (Museo de Artes Visuales)
サンタ・ルシアの丘の西側、メルセド通りからJ.V.ラスタリア通りの細い道に入ると左側に小さな芸術書店、カフェなどが集まるしゃれたショッピングプラザがある。その一角にこの美術館がある。展示の中心はなすかの地上絵や象形文字、日本語などをモチーフにした近代アートなど。

TEL 638-3975 開館:火~日曜 1030-1830 休館:月曜 入場料:無料