●カラファテの概況
エル・カラファテは、ペリト・モレノ氷河のある、ロス・グラシアレス国立公園観光の拠点となる小さな町で、アルヘンティーノ湖の畔にあり、自然に囲まれている。ペリト・モレノ氷河の上を歩く、「アイストレッキング」には、日本からも訪問者が訪れます。舗装されていない道路がほとんどで、町外れに行けば、馬などの動物の姿を見ることも出来る。エル・カラファテは、ブエノスアイレスから空路で3時間弱で到着する。カラファテを起点に、北約200km行ったところに位置する、フィッツロイ山を中心とする美しい風景で有名な、エル・チャルテンや、チリとの国境を越えて、南に行ったところにある、パイネ国立公園 などを訪れ、南パタゴニアの、氷河と、山々と、湖などで織り成す美しい風景をご堪能いただくことも出来ます。エル・カラファテの近郊では、沢山の水鳥を観察することが出来る、二メス湖や、洞窟に先住民の描いた壁画が残る、プンタ・ワリチュなどに訪れることもできる。
●カラファテのみどころ
ニメス湖 (Laguna Nimes)
カラファテの町から北に15分ほど行くとアルヘンティーノ湖の入り江があり、様々な水鳥を見ることが出来る。夏はチリフラミンゴの優美な姿を見ることが出来る。年中ハクチョウやガチョウなどの水鳥たちがこの湖で羽を休める鳥たちの楽園でもある。ニメス湖にはカラファテ市内にあるリベルタドール通りから氷河国立公園事務所の方面から徒歩で所要時間15分ほどで到着する。入園料として管理所で2ペソ程度を支払う。
プンタ・ワリチュ (Punta Walichu)
カラファテより東へ7km.アルヘンティーノ湖畔に見られる壁画。堆積岩の岩壁に描かれた絵であるが、アルヘンティーノ湖に向かって中央から半分は近代になって描かれたもの。左半分が考古学的に貴重と思われるゾーンになっている。プンタ・ワリチュというのはクエバ・グランデ(大洞窟)と類人猿のえを再現したもので、右側のフェイクゾーンにある。考古学的に重要なエリアはクエバ・グランデなのであるが、保存状態が良くないようだ。
ペリト・モレノ氷河 (Glaciar Perito Moreno)
ペリト・モレノ氷河は全長約35km.、表面積は195㎢、先端部の幅は5㎞近く、高さは60m.ある。豊富な降雪と比較的高い気温の為、流れが速いのがこの氷河の特徴で、平均して1日で中央部が2m、両端でも40cm進んでいる。この動きが崩落を引き起こす。崩落が良く見られるのは夏期の12月~3月である。ツアーはマガジャネス半島の南側をリコ湾に沿って進み、半島先端部の展望台に到着する。駐車場から板張りの遊歩道を下ると展望台がいくつかある。氷河全体を見渡す雄大さを求めるなら最初の展望台がいい。
氷河の上を歩く、「アイストレッキング」がございます。
ウプサラ氷河 (Glaciar Upsala)
ロス・グラシアレス国立公園のなかでも最大の氷河がウプサラ氷河である。表面積は595㎢、長さ60km.は南米最長である。先端部の幅は5~7km.で、高さは80m.~100m.にもなる。スウェーデンにあるウプサラ大学がこの氷河を調査したことにちなんで名づけられた。ぺリト・モレノ氷河と違って、陸路でのアクセスが不可能なので船に乗って氷河を観光することになる。カラファテから約45km.にあるプンタ・バンデラにて船に乗り換え、見学をする。この氷河で1953年「氷河虫」なる体長2cm.ほどの虫が発見されたことでも有名だ。
オネージ湖 (Lago Oneli)
ペリト。モレノ氷河と並んで、ロス・グラシアレス国立のみどころのひとつであるオネージ湖は険しい山と氷河、ブナの森と氷河を浮かべる湖が美しい風景を描き出すところである。オネージ湖の水が流れ込むオネージ水道の船着場でクルーズ船を降り、ニレの森を約800m.歩く・森を抜けて湖畔に出ると、正面の山に3つの氷河が見える。右からアラシス氷河、ポラード氷河、オネージ氷河である。
スペガッツィーニ氷河 (Glaciar Spegazzini)
スペガッツィーニ氷河 (Glaciar Spegazzini)は見ることが出来る氷河の中で、先端部の高さが80m.から135m.にもなる最高のものである。表面積が66㎢、全長約25km、先端部の幅は1.5㎢と規模は大きくないがほとんど後退していない氷河として知られている。パタゴニア南部の植生を研究している植物学者カルロス・スペガッツィーニの名前をとってつけられた。