●メンドーサの概況
メンドーサは、アルゼンチン共和国の都市。同国西部、アンデス山麓標高約800mの高原地帯にあり、チリ側に向かうアンデス横断鉄道や道路の要地である。温暖少雨の地中海性気候のため、ブドウ栽培、ブドウ酒醸造が盛んであり、アルゼンチン産のワインの多くがこの地で作られる。もともとは乾燥した地質であったが、アンデスの雪解け水を集めた大規模な感慨が施され、緑豊かなワインの町が出来上がった。1561年植民地時代の初期に創設され、1861年の大地震により都市部は壊滅状態となったが、現在は南欧風の近代都市に再生されている。快適な気候とワイン、牧歌的な風景を求めて例年多くの観光客が訪れる。南米独立戦争の際、英雄サン・マルティン将軍がチリ独立の支援の為、5000人の「アンデス軍」を率いてメンドーサからチリ国境に向かったことは有名な話である。アンデス山脈の最高峰アコンカグアの入口となる。
●メンドーサのみどころ
歴史博物館 (Museo del Pasado Cuyano)
植民地時代に使われた家具や食器類などが展示されている。アンティークなピアノや家具など植民地時代の贅沢な生活の一端を見ることが出来る。その他機関銃やサーベルなどの武器類。スペインから独立に導いた英雄・サン・マルティン将軍の肖像画が飾られている。
TEL 423-6031 開館:月~金曜 0900-1230 休館:土日曜
サン・マルティン公園 (Parque de San Martin)
サン・マルティン公園はフランス人造園技師カルロス・タイスが設計した416haもの広大な公園で様々な木々や700種ものバラが植えられた花壇が美しい。公園内には22000人収容の野外劇場、4500人収容の州立サッカー競技場、ボートレースが出来る人造湖、カーレースのサーキット、競馬場、自然科学博物館などがあり、市民の憩いの場となっている・また公園内には動物園もあり、パタゴニア地方の珍しい動物たちと触れ合うことも出来る。
自然科学博物館:火~金曜 0830-1300/1400-1900 土日曜1500-1900 休館:月曜
グローリアの丘 (Cerro de la Gloria)
サン・マルティン公園の隣にグローリアの丘があり、丘の頂上にはサン・マルティン将軍が5000人の「アンデス軍」を率いてチリ独立の救援に向かったことを記念した大ブロンズ像が建っている。頂上からメンドーサの町とアンデスの山々の絶景を眺めることが出来る。毎年3月第1週の週末にはここでブドウの収穫祭が行われる。
郷土史博物館 (Museo del Area Fundacional)
郷土史博物館は市内から徒歩で約15分、ペドロ・デル・カスティージョ公園の北側にある。インカ帝国がこの地を支配していた時代から現在に至るまでのメンドーサの歴史をやじりやナイフ、狩猟用の武器などを展示している。メンドーサの町は1861年に大地震で崩壊したが博物館は当時の市庁舎の跡地に建てられた。公園内の噴水の地下空間には、水道と噴水の遺跡があり、ガイドつきで見学が可能である。
TEL 425-6927 開館:火~土曜 0800-2000 日曜1500-2000 休館:月曜
ワイナリー(ボデガ) (Bodega)
メンド-サの市の案内の中には、1221のワイナリ-がある。その中でも有名なのがMAIPU地区とLUJAN
DE CUYO地区である。
現地の各旅行社にて数箇所のワイナリ-を見学し、試飲できるようなツア-が出ている。また、個人でレンタカ-などを借りて回ることも可能だ。