●ロチャの概況
ウルグアイ東部にあるロチャ県を中心とした東部湿地帯生物保護区は、4カ所の国立公園を含む10カ所の保護地区から成っている。広大な湿地帯には、ウルグアイで観賞できる鳥の75%、約300種類の野鳥の生息や飛来が確認されています。フラミンゴや黒首白鳥の生息数も世界で1、2位と言われており、1976年にユネスコの生物圏保護地に指定されている。その広大な面積は10,551平方キロメートルに及び、海岸線は200kmにもなる。ロチャの景観は素晴らしく、多様な動物の他にも2500種類にもおよび植物が豊かな森を形成している。ウルグアイの国樹であるオンブーの森があったり、海岸線ではセミクジラの観察地として有名な場所もあり、自然の豊かさを感じさせてくれる。

 

●ロチャのみどころ
ロチャ湖 (Lagunas de Rocha)
モンテビデオから210㎞。またはプンタ・デル・エステから85㎞ある。
ロチャ(Rocha)市内およびラ・パロマ海水浴場(el Balneario La Paloma)から約10kmの距離にある湿地帯。世界でも珍しいさまざまな野鳥が飛来することで知られている。バードウォッチングはもちろん、ボート遊びやウインドサーフィン、船での遊覧など、アクティビティーも充実している。
ポロニオ岬と砂丘 (Cabo Polonio)
認可された四輪駆動車のみアクセス可能。ラ・パロマから約1時間。大西洋に面したポロニオ岬の砂丘は、国の自然記念物に指定されている。広々とした砂浜は、海水浴や日光浴のスポットとしても人気。また、ポロニオ岬には12万頭のアザラシが、また国内最南端のロボス島には2万頭が生息している。毎年7月から11月にかけては、海岸線から豪快なホエールウォッチングを楽しむこともできる。
オンブーの森 (Bosques de Ombues)
ラ・パロマから約1時間。バリサス川(el Arroyo Valizas)を船で渡ります。ウルグアイの国樹でもあるオンブー。木のように大きく育ち太い幹が特徴ですが、実はアルゼンチンが原産の草の仲間。
本来は草原に点在して生えるオンブーが、森を形成しているのは世界でもここだけである。1本でも圧倒的な存在感を放つ巨木が、そこかしこに生い茂る姿は圧巻。この周辺で3月から5月にかけて、夜間のエビ釣りが行われる。
サンタ・テレサ国立公園 (Parque Nacional de Santa Teresa)
モンテビデオから約302㎞、プンタ・デル・エステから約190㎞。1000haの敷地に、世界のあらゆる樹木が在来樹と外来樹合わせて約200万本植えられている公園である。キャンプ場も完備されており、週末には多くの家族連れで賑わう。
サン・ミゲル国立公園 (Parque Nacional de San Miguel)
ロチャ市から約130km、モンテビデオから350km、プンタ・デル・エステから220km。起伏の激しい国立公園で、サンタ・テレサ国立公園と同様、生態環境が豊か。国立公園内には、植民地時代の要塞もある。