●アスンションの概況
アスンシオン(Nuestra Senora de la Asuncion)は、パラグアイ共和国の首都。人口は85万人ほど。アメリカ合衆国の首都、ワシントンD.C.と同じく、アスンシオンはパラグアイのどの州にも属さない特別区になっている。高度は約53m。パラグアイ川の東岸に位置し、港と、1990年代に使われなくなった鉄道の駅がある。市の中心付近には高層建築が見られるがそれ以外には10階以上の建築物は少ない。市の郊外にはバスターミナルがあり、シウダ・デル・エステなど国内の主要都市や近隣諸国の主要都市とアスンシオンとを結ぶバスが頻繁に発着している。また、バスターミナルへ行く途中の路線バスのルート上にはマーケット(メルカド4)があり、多くの市民や観光客で賑わっている。北東へ20kmほどのルケ(Luque) には国際空港がある。
●アスンションのみどころ
霊廟 (Panteon Nacional de los Heroes)
英雄広場の一画にあるドーム型の霊廟はパリのアンバリッドを模して造られた。初代大統領のカルロス・アントニオ・ロペスとその息子フランシスコ・ソラノ・ロペスや戦争の英雄たちが祭られている。
独立の家博物館(Casa de la Independencia)
1772年に建てられたコロニアル風の建物で、1811年のパラグアイ独立発祥の地である。三国戦争当時の大統領フランシスコ・ロペスの邸宅としても使われていた。当時の高官が使っていた家具や調度品、衣服などが展示されている。
TEL 493-918 開館:月~金曜0730-1900 土曜0730-1200 入場料:無料
国立美術館 (Museo Nacional de Bellas Artes)
1階はパラグアイを代表する画家の絵画や彫刻、2階には16世紀から17世紀のスペイン、フランスの絵画、イタリアの作品などが展示されている。また、パラグアイの伝統的な織物や衣装などを展示したコーナーもある。
TEL 447-716 開館:火~金曜0700-1900 土曜0700-1200 休館:月曜 入場料:無料
大統領官邸 (Palacio del Gobierno)
パラグアイ川沿いに建つ白亜の宮殿。19世紀後半、時の大統領フランシスコ・ソラノ・ロペスがパリのルーブル美術館を模して建てたと言われる。庭には花時計があり、7~8月には花壇の花が一斉に花開く。建物の内部の見学は出来ない。
メルカド4 (Mercado Cuatro)
アスンション市民の台所、食品はもとより衣類、雑貨などあらゆる商品が揃っている。テレレに入れるマテ茶や金銀細工、化粧品に至るまで様々な店が連ねる。土曜日の夕方は賑わいがすさまじく屋台や食堂などが出来て地元の軽食などが食べられる。韓国人が経営する焼肉レストランは安くて美味しいと評判だ。
ランバレの丘 (Cerro Lambare)
アスンシオン近郊で一番高い丘であり、頂上が展望広場となっている。アスンシオンの一部が一望でき、特に春(8月下旬~9月上旬)のラパチョ(パラグアイの国木であり、春にはピンク、黄色、白の花をつける大木。また、この木は非常に堅牢で建材や家具に用いられるため伐採が進み、近年では、地方よりアスンシオンにより多く生息しているといわれる)の季節は美しい眺望が楽しめる。
動物園・植物園 (Jardin Botanico y Zoologico)
市の北東部に位置する市立公園で、初代大統領カルロス・アントニオ・ロペス夫人のフアナ・パブラ・カリージョの屋敷跡に建設された。動物園や自然博物館、乗馬クラブなどが併設されており、休日には家族連れでにぎわっている。
園内には素晴らしい昆虫のコレクションもあり、自然博物館や乗馬クラブ、ゴルフコースなどもある。
動物・植物園 開園:毎日 0700-1800 自然博物館 月~土曜 0700-1800 G2000
マカ族の村 (Colonia Maka)
プエンテ・レマンソ(橋)近くに位置する、先住民族の一部族であるマカ族の居住地で、約800人が国などの保護を受けながら生活している。マカ族は、織物などの手工芸品で現金収入を得ており、空港やセントロなどで路上販売している姿を見ることができる。普段はTシャツや短パンで生活をしているが、観光客を見ると民族衣装に着替えて出てくる。有料で写真の撮影をさせてくれる。入村料 US$0.50 程度