●ハバナの概況
ハバナ(サンクリストバル・デ・ラ・アバナ、スペイン語正式名:San Cristobal de La Habana、英語:Havana)は、キューバの首都。キューバ島北西沿岸のフロリダ海峡に接する地点に位置し、カリブ海域における最大の都市である。人口は200万人。位置は北緯23度8分、西経82度23分。日本語では英語読みからハバナという読みが用いられるが、スペイン語ではラ・アバナ(La Habana)と呼ばれる。ハバナの平均気温は25°Cで、亜熱帯気候に属する。年間降水量は1224mmで、5月~11月は湿度が高い。キューバはハリケーンの通り道にあたるため、ハバナも被害を受けることが多い。近年では2005年7月にもハリケーンの直撃による被害を受けている。文豪アーネスト・ヘミングウェイがこよなく愛した街としてもよく知られる。ヘミングウェイは晩年をこの街で暮らし、名作『老人と海』をここで書き上げた。なお、市南東部郊外には、ヘミングウェイの記念館がある。
●ハバナのみどころ
カテドラル (Cattedral de San Cristbal de la Havana)
ハバナ・ビエハの中心地にある大聖堂。ハバナ・ビエハ(La Havana Vieja)はユネスコの世界遺産に指定され、昔からの景観がそのまま保全されたいわば街全体が博物館のようなもの。19世紀後半に建てられた見事な建築物とそこを行き交う1950年代のビンテージ・カー。碁盤の目のようになった石畳の通りをただ散策するだけで楽しむことが出来る。
アルマス広場とフエルサ要塞 (Plaza de Armas、Castillo de la Real Fuerza)
キューバのシンボルでもあるヤシの木(パルマ・レアル)が繁る都会のオアシス的な広場。隣のフエルサ要塞も含めた辺り一帯にはフリーマーケットも出ており、いつも多くのツーリストでにぎわっている。
旧大統領官邸(市立博物館) (Palacio de los Capitanes Generales)
建物の前の道路は、馬車の騒音を抑えるために珍しい「木畳」でできています。1776年に建てられたコロニアル風の建物は、ハバナでもっとも荘厳な建築物として有名です。各部屋にはおもに植民地時代の装飾品が展示してあり、緑で飾られたパティオにはコロンブスの大理石像が立っています。
旧国会議事堂 (El Capitolio Nacional)
ハバナ市にある旧国会議事堂は1959年のキューバ革命後にキューバ政庁があったところであり、現在はキューバ国立科学研究所として使われている。建物自体は米国のワシントンにある米国合衆国国会議事堂に似ているが1929年に完成、1950年代まではハバナで一番高い建物であった。建物の中には屋内彫像として世界で3番目に高い彫像(ギリシャ神話のオリンポス12神の一人パラス・アテナ)があり、圧倒される。
革命美術館 (Museum of the Revolution)
フィデル・カストロとチェ・ゲバラのキューバ革命に関する写真や資料、武器や実際の侵攻の様子などを含む様々な展示品が飾られているのが、ハバナの旧市街にある「革命博物館(Museo
de la Revolucion)」です。建物の概観も非常に迫力があるこの博物館は、1920-60年には実際に大統領官邸として使われていたもの。博物館の入り口には戦車が置かれていますが、これはフィデル・カストロが反革命派を相手の戦いに実際に使用したという貴重な展示品です。
キャバレー・トロピカーナ・ショー(Tropicana Club)
世界三大ショーのひとつとして革命前からの伝統と規模を誇る『キャバレー・トロピカーナ』。植物好きだった富豪の庭を改装した野外劇場にて選りすぐりのダンサーによって繰り広げられるショーは、伝統を中心としたルンバ、チャチャチャ、サルサからキューバン・サーカスショーまで盛りだくさん。料金は少々高いが必見の価値はある。