■ アルゼンチン共和国
南アメリカ大陸南部の大部分を占めるクサビ形の国、アルゼンチン。北は南緯21度から南は南緯55度まで、南北の全長はなんと3800kmに及ぶ。北の亜熱帯性地域、東のパンパ(大平原)、西のアンデス山脈、そして荒涼たる大地が広がるパタゴニア地方など、その気候は大きく亜熱帯、温帯、乾燥、寒冷気候の4つに分けられ、さらに16の気候区に細分される。ブエノス・アイレスの含まれるパンパ地方は四季折々のよさがある。しかし夏はけっこう暑く、冬は寒い。春または秋にあたるシーズンが観光に向いているだろう。特に、アンデス山脈麓のメンドーサなどは、ブドウがたわわに実る夏から収穫の秋頃がいい。北部の亜熱帯地方は、乾期から雨期への変わり目となる11月頃が観光にはベストだ。スキーは7~10月上旬頃までの冬に楽しめる。パタゴニア地方の観光シーズンは短い春か夏にかけて(11~4月)。それ以外の時期も行けないことはないが、雪が降ったり寒かったりで、観光には向いていない。