●サンルイスの概況

サン・ルイス (Sao Luis)は、ブラジル・マラニョン州の州都。メアレム川、イタペクル川、ピンダレー川の三角州であるサン・マルコス湾内のサン・ルイス島にある。市人口は998,385人(2006年)を抱え、都市圏では1,227,659人となり、ブラジル第16位の都市である。サン・ルイスは、ブラジルで唯一フランス人によって建設された州都である。ブラジルに3つある、島にある州都(他はヴィトーリアとフロリアノーポリス)の1つである。市にはマデイラ港、イタクイ港という2つの海港がある。アマゾン川流域から採掘されたブラジルの鉄鉱石の相当量が、ここから輸出される。市の主幹産業は金属工学製品のアルコア社、そしてリオドセ社である。サン・ルイスはマラニョン連邦大学の本校がある。サルネイ元大統領の出身地であり、サン・ルイスの旧市街地復興プロジェクトを打ち出して町の再生を図った。

●サンルイスのみどころ
サン・ルイス歴史地区 (Centro Histórico de São Luis)
ブラジルで唯一フランス人によって築かれた町。追いやられたフランス人に代わってポルトガル人によってサン・ルイスの町は砂糖や綿花の輸出港として栄えた。豊富な資金で立派な邸宅を造り、栄華を誇ったが、19世紀には産業の衰退と共に下降線をたどった。20世紀後半、サンルイスはカラジャス鉱山の輸出港として栄え、この町の出身者であるサルネイ元大統領が町の復興プロジェクトを打ち出し、寂れていた植民地時代の街並みが蘇った。1997年、サンルイス旧市街がサン・ルイス歴史地区としてユネスコの世界遺産に登録された。
セー教会 (Igreja da Sé)
1622年イエズス会によって建てられた教会。サン・ルイスの守護神であるノッサ・セニョーラ・ビロチアが祭られている。1922年の改修工事で現在の美しい教会となったが、教会の周囲は緑が多い公園となっており市民の憩いの場になっている。天井画もきれい。この周りには旅行会社や観光案内所などがある。
アルトゥール・アゼベド劇場 (Teatro Arthur Azevedo)
1817年に建造されたブラジル最古の劇場のひとつ。1993年に修復が終了した。劇場は全部で750席、4階の座敷席まである豪華なつくりである。月~金曜日の午後1時間程度の館内見学ツアーがあるので、興味があれば時間を合わせていく必要がある。ツアーでは歴史の説明、舞台裏から舞台装置や舞台、客席まで案内してくれる。劇場では今でもオーケストラやバレー、コーラスなど様々なプログラムをやっており、開演は20.00から。
TEL 3232-0299 見学ツアー:月~金曜1500-1700 入場料:R$1.00
黒人博物館 (Cafua das Mercês – Museu do Negro)
奴隷市場だったこの建物にはアフリカから連れてこられた黒人が買い手が見つかるまでここに繋がれていた。2階には展示室があり、アフリカ起源の宗教儀式に着る衣装や装飾品やドレスなどが展示されている。
開館:月~金曜 0900-1800 休館:土日曜 入場料:無料
メルセス修道院 (Convento das Mercês)
1618年に建てられたコロニア建築の修道院。建物の内部には博物館が併設されており、旧市街地の復興プロジェクトに関するパネルの展示。2階には美術館もあり、地元マラニョン州出身の去るネイ元大統領が収集した美術コレクションや数々の勲章、肖像がなどが展示されている。
開館:火~金曜 0800-1200 月土曜:1400~1800 休館:日曜 入場料:無料
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マラニョン歴史博物館 (Museu Histórico e Artístico do Maranhão)
サン・ルイスで最初に建てられたヨーロッパ館で、1836年のものである。19世紀にフランスを中心としたヨーロッパから送られた家具や金銀、クリスタルなどを用いた財布やカバン、装飾品などを当時の生活そのままに再現している。屋根裏には当時奴隷を入れるために使っていた鉄格子のはまった部屋もある。1階の視聴覚室ではサン・ルイスの歴史や現在進行中のプロジェクトを紹介するコーナーもある。
TEL 3221-4537 開館:火~金曜0900-1800 土日曜1400-1800 休館:月曜 入場料R$2.00
民芸品館 (CEPRAMA)
マランホン州のお土産品が揃っている民芸品市場。工場として使われていた建物を利用して観光客相手に土産物の市場にした為、かなり広い。お土産品は椰子の繊維で作られた籠やサンダル、刺繍製品や手編みの帽子、Tシャツなどである。
開館: 月~土曜0900-1900 日曜0900-1300 年中無休
レンソイス・マラニャンセス国立公園 (Parque Nacional dos Lençois Maranhenses)
ブラジル連邦共和国北東部マラニャン州にある広大な砂丘、およびこの砂丘を主体とするブラジルの国立公園である。レンソイス砂丘の砂の成分はほぼ100パーセント石英でできており、それが太陽光に反射して白く見えるのである。半年ごと(1~6月)の雨季には、その間だけ存在する無数の湖が出現する。これは、石英の層の下にある地下水が雨によって水位が増し、砂丘の谷間に湧き出るためである。サンルイスから350km離れたバレリーニャ(Barreirinhas)までバスまたは飛行機で行き、そこから歩いて国立公園へ行くことになる。

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