●レシッフェの概況
恵まれた自然と歴史の町、ペルナンブーコ州の州都レシッフェは人口140万人の都市で近代工業が盛んなブラジルで8番目の都市である。白い砂丘と椰子の並木が美しいリゾートビーチは世界中から観光客が押し寄せるビーチである。海にはジャンガーダと呼ばれる帆掛け舟が浮かび、のどかな漁村を思わせる。ボア・ビアージェン海岸はレシッフェを代表するリゾートビーチでしゃれたホテルやレストランが並ぶ都会的なビーチである。17世紀の半ばにオランダ人がこの地域に侵入し、その後1654年オランダ人の撤退と共に経済と文化の中心地として発展した。レシッフェは3つの島からなり、川面に映ったパステル調の古い建物郡は美しく運河と橋が多い街並みは「ブラジルのベニス」と呼ばれる。レシッフェはオリンダの港町であり、オリンダとレシッフェを中心とするノルデステ(東北)地方は様々な伝統音楽のふるさとである。
●レシッフェのみどころ
ヘプブリカ広場 (Praça da República)
サント・アントニオ地区の北側、運河に面した一角にある。中心には噴水、散策道を囲むように椰子の木が植えられている。周囲にはサンタ・イザベル劇場、カンポス・ダス・プリンセザス宮殿、裁判所など美しい建物が並んでいる。公園内にはひときわ目立つアフリカ原産のバオバブの木があった。
サンタ・イザベル劇場  (Teatro Santa Izabel)
ネオ・クラシック様式のピンク色の建物。不定期であるが音楽や舞踏、演劇などの公演が行われる。
TEL 3224-1020 不定期であるが音楽や舞踏、演劇などの公演がある。
サン・ペドロ・ドス・クレーリゴス大聖堂 (Catedral de São Pedro dos Clérigos)
国会議事堂を背にして左側に見えるのが大統領府である。行政権の本部で1728年に建てられたバロック式の大聖堂で、イタリアのローマにあるサンタ・マリア・マジョーレ教会の奥の院を模して造られた。大きな教会ではないが、重厚で独特な雰囲気が感じられる。内部も見ごたえがあり、ポルトガル人の芸術家による宗教画など、祭壇から天井まで美しい装飾が施されている。大聖堂の周辺には、みやげ物店やレストランなどが並んでいる。
TEL 3224-2954 開館 0800-1200/1400-1600 休 土日曜
カルモ教会  (Basílica e Convento de Nossa Senhora do Carmo)
1767年に完成した教会で1612年に建てられたサント・アントニオ修道院と共にレシッフェの守護教会となっている。この教会はブラジルのカルモリッタ派で最も古く、ボア・ヴィスタ宮殿のあった場所に、Mauricio de Nassauが設計して1588年に建てられた。1720年に改修され、20世紀の始めに修道院は取り壊されたが、ゴチック様式の小聖堂はいまでも残っているものもある。ここから出た修道士がリスボアのカルモ修道院を創設した。
TEL 3224-3341 開館 月~金曜0800-1200/1400-1900 土曜0700-1200 休 日曜
カーザ・ダ・クルツーラ  (Casa da Cultura)
ドーム型の屋根が目を引くこの建物の建築スタイルは、全体が見渡せれるパノピチコ(PANOPTYCON)システムが基礎となっている。(十字架の形でどの角でも見張れる様)1973年に文化センターに変わった。3階まである各独房がお土産屋さんになっており約100軒ある。レースのテーブルクロス、セラミカの人形、木彫り、宗教画、Tシャツなど東北ブラジル各地の民芸品が販売されている。ほとんど刑務所当時のまま利用されており、建物自体も興味深い。
TEL 3224-2850 開館 月~土曜0900-1900 日曜0900-1400 年中無休
ボア・ビアジェン海岸 (Praia de Boa Viagem)
セントロから南へ5㎞、空港近くのボア・ビアジェン海岸はレシッフェを代表するビーチである。ホテルやレストランが並び、ビーチでは沢山の観光客で賑わう。名物のロブスター、シーフードのバイキングなどを楽しむことが出来る。更に南に行くと有名なポルト・ダス・ガリーニャスがあるが、黒人奴隷の売買が盛んだったころこの港から上陸した黒人のことをガリーニャ(鶏)と呼んだことから始まる。