■ キューバ
キューバの気候は亜熱帯性海洋気候で、ケッペンの気候区分では典型的な熱帯性サバナ気候に属する。年間の平均気温は摂氏25.5度、夏の平均気温は27度、冬の平均気温は21度であり、夏には東風・南東の貿易風、冬には北東の貿易風が吹く。夏には気温のみならず、湿度も80%前後にまで上昇する。しかし、北東の貿易風が吹くため、気温は和らぎ比較的しのぎやすい環境となる。冬には平均気温が20度近くまで下がるが、それでも日中は気温が25度以上になる。気温の較差が僅かなため、季節的な気候変化は主に降水量によって左右される。乾期は11月から4月、雨期は5月から10月である。年平均降水量は約1,400㎜だが、トリニダー山地から「青年の島」にかけての地域では2,000㎜に上り、マエストラ山脈以東の地域では1,000㎜を下回り、グアンタナモが一番少ない。雨季と同じ時期である6~10月、特に8月と10月にかけて多くのハリケーンが襲来し、主に北西部地域に風水害を与える。首都ハバナの平均気温は25°Cで、亜熱帯気候に属する。年間降水量は1224mmで、5月~11月は湿度が高い。キューバはハリケーンの通り道にあたるため、ハバナも被害を受けることが多い。