■ ベネズエラ・ボリバル共和国
南米大陸の北端、北はカリブ海、東は大西洋に面するベネズエラは、北緯0度45分から12度12分、西経59度45分から73度11分に位置している。面積は、日本の約2.5倍。大きく4つの特色ある地域に分けることができる。ベネズエラは国土全体が、熱帯圏に含まれているが、気温は土地の高度により大きく変化する。海岸線の低地やオリノコ川流域などは、年平均でも28℃近くまで上がる灼熱の地だが、カラカスなどのように標高約1000mになると、年平均気温は21℃で思ったよりもしのぎやすい。確かに日中の日差しは強いが、夜などは冷房を止めても寝苦しくはない。さらに、メリダのように標高1600mまで上がると、昼間でも冷房の必要を感じないほど過ごしやすくなる。季節は雨期と乾期に分かれる。カラカスの位置する中央平原は4~10月が雨期、11~3月が乾期となる。南部のギアナ高地などは年間3000mmと降水量が多く、雨期は毎日のようにスコールが数時間続く。